成瀬整骨院ブログ
多発性骨髄腫は進行程度によって病期を3つに分類する
2012年10月23日 15:32
こんにちは横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。多発性骨髄腫は進行程度によって病期を3つに分類するそうです。以下参考として引用します。
家庭の医学 gooヘルスケアより引用
治療とケアのポイント
一般に、多発性骨髄腫は緩やかに進行する病気で、進行程度によって病期を3つに分類します。
I期は、骨髄腫細胞やM蛋白が認められるものの軽度であり、貧血や骨の病変が認められない場合です。通常、治療は行わず、定期的な血液検査で経過を観察します。
II期、III期は、M蛋白値が高値で、貧血、骨病変、血中カルシウム高値などが認められる場合です。多発性骨髄腫においては、早期治療開始が必ずしも長期的な予後改善に結びつかないことがわかっており、通常II期、III期から治療が行われます。
治療
主な治療法には、化学療法(抗がん薬による治療)と放射線療法があります。
多発性骨髄腫は化学療法(薬物療法)で効果が現れる疾患ですが、残念ながら確実に治癒を期待できる治療法は確立されていません。
放射線療法は、骨髄腫細胞が腫瘤(しゅりゅう)を形成した場合や疼痛緩和の目的で行われるので、照射部位は局所的です。60~65歳以下の比較的若い患者さんには、大量化学療法後に造血幹細胞移植(ぞうけつかんさいぼういしょく)を行うことがありますが、高齢者に対してはこのような強力な化学療法は行えません。
高齢者の骨髄腫に対する一般的な化学療法は、メルファランとプレドニゾロンを4日間定期的に投与するMP療法ですが、もう少し強力なVAD療法という治療を行う場合もあります。また、デキサメタゾンというステロイド薬を大量に投与する治療法もあります。
最近は、治療抵抗性の場合に、ボルテゾミブ(ベルケイド)やサリドマイドなどの分子標的薬も使用されるようになりました。また、骨病変の改善にはビスホスフォネートという薬剤が用いられます。
ケア
症状が安定していれば、日常生活に特別の制約はありません。むしろ、過度の安静は骨病変の進行につながるので、高度の骨病変がないかぎり、適度な運動を取り入れた生活を送ることが必要です。
ただし、打撲・転倒などによる骨折にはくれぐれも注意を払う必要があります。また、中腰の姿勢を伴う作業や急に姿勢を変換することなどは、圧迫骨折や病的骨折の原因となるので極力避けることが望まれます。
多発性骨髄腫では、正常免疫グロブリンの産生低下や化学療法の結果、しばしば免疫不全状態に陥ります。つまり、細菌やウイルスに対する抵抗力が低下するので、発熱、咳(せき)、痰などがある場合には、できるだけ早く主治医の診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。
また、腎障害は予後を左右する危険な合併症です。脱水状態は腎障害を悪化させるので、何らかの理由で水分制限をする必要がある場合以外には、普段から水分を十分に摂取するように心がけることも大切です。
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