成瀬整骨院ブログ

前立腺がんの手術療法では術後後遺症の尿失禁が問題となる

2012年10月22日 11:42

こんにちは横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。



前立腺がんの手術療法では術後後遺症の尿失禁が問題となるようです。以下参考として引用します。


家庭の医学 gooヘルスケアより引用


●前立腺(ぜんりつせん)がん

高齢者での特殊事情
 高齢化に伴い、前立腺がんは男性では肺がんに次いで死亡率が高い病気です。血液検査で前立腺特異抗原(PSA)を測定することで、無症状での前立腺がんの早期発見ができるようになりました。
 一般に数値が4ngml以上高値ならば前立腺がんを疑い、前立腺生検をして、がんかどうか病理診断をします。生検でがんが証明されると「グリソンスコア」でがんの悪性度が判定されます。
 がんの広がりはコンピュータ断層撮影(CT)や磁気共鳴画像(MRI)検査で調べます。骨シンチグラフィーで骨転移の有無も検索します。これらの検査結果でがんの病期分類をします。

治療とケアのポイント
 治療の選択は原則として病期分類に従って行われますが、悪性度も考慮します。高齢者では全身状態や家庭環境、経済的状況なども考える必要があります。80歳以上の高齢者で悪性度の低いがんに対しては積極的治療をせずに、定期的なPSA測定で経過をみる待機療法が選択されます。
 積極的な治療としては抗男性ホルモン療法(内分泌療法)、手術療法(根治的前立腺全摘除術)、放射線療法などがあります。内分泌療法が広く行われていますが、根治的には手術療法を選択します。75歳以下で転移がなく、がんが前立腺内に限局している場合に適応となります。
 近年、放射線療法は従来の外照射法の他に組織内照射法(小線源療法)も行われるようになりました。進行がんや内分泌療法が無効の内分泌抵抗性がんに対して最近、化学療法(かがくりょうほう)が導入され、また骨転移に対しても化学療法が行われ始めていますが、いずれの化学療法もいろいろな副作用があり、高齢者では十分な注意が必要です。手術療法では術後後遺症の尿失禁が問題で、失禁ケアが大切となります。



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