成瀬整骨院ブログ

前立腺がんの除外診断と前立腺肥大症の評価について

2012年10月22日 15:41

こんにちは横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。



前立腺がんの除外診断と前立腺肥大症の評価について以下参考として引用します。


家庭の医学 gooヘルスケアより引用


検査と診断

(1)前立腺がんの除外診断
 50歳以上の人で排尿障害を訴える患者さんでは、まず前立腺がんの除外診断が大切です。血液中の前立腺腫瘍マーカー(PSA)の値を測定することが重要です。肛門から指を入れて、経直腸的に前立腺を触診することもがんの鑑別診断に大切な検査です。
(2)前立腺肥大症の評価
a.基本的評価
 全般的な健康状態の評価に加えて、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血(のうしゅっけつ)、脊髄(せきずい)疾患や糖尿病など、排尿障害を来す合併症や既往症の有無、副作用として排尿障害を引き起こす薬剤の服用がないかどうかを確認します。尿検査と腎機能検査を行います。
b.前立腺肥大症の重症度の判定 ・国際前立腺症状スコア(IPSS)...7種類の自覚症状の強弱をそれぞれ点数化したものです。ひとつの症状につき6段階(0~5点)に点数化されています。合計点で評価します。最も症状の強い人は35点になります。・QOLスコア...患者さんがどれほど日常生活に困っているかを7段階(0~6点)の点数により評価します。・最大尿流量率...排尿時の尿線の勢いを調べる検査です。記録器械に接続された小用便器に排尿してもらうだけで、1秒間に最大何mlの尿が排出されたか記録されます。・残尿量...排尿後にどのくらいの量の尿が排泄されずに残っているか、超音波で検査します。・前立腺容積...前立腺が腫大しているか否かを超音波検査で調べます。前立腺の腫大が認められない場合は、膀胱の排尿機能の異常や尿道狭窄(にょうどうきょうさく)などの鑑別診断を行います。
 これら5つの項目から前立腺肥大症の重症度を判定します。


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