成瀬整骨院ブログ

造血幹細胞移植の具体的な方法と経過について

2012年10月22日 17:07

こんにちは横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。



造血幹細胞移植の具体的な方法と経過について以下参考として引用します。


家庭の医学 gooヘルスケアより引用


具体的な方法と経過
 造血幹細胞移植の7~10日前から、患者さんには前処置(ぜんしょち)が行われます。この目的は悪性細胞を根絶することと、同種移植の場合は拒絶反応を防ぐことです。全身放射線照射(TBI)と大量抗がん薬投与、あるいは複数の抗がん薬の大量投与が標準的な方法ですが、最近ではその量を減らした骨髄非破壊的(こつずいひはかいてき)前処置(この前処置を用いた移植をミニ移植という)も用いられています。
 前処置が終了すると、患者さんの骨髄は空(から)となり、正常な造血幹細胞を受け入れる準備ができます。骨髄移植では、全身麻酔をして腰の後ろの骨(腸骨(ちょうこつ))から骨髄穿刺(せんし)(針を刺す)を繰り返して約1lの骨髄液を採取し、これを輸血の要領で点滴で静脈注射します。
 通常、造血幹細胞は末梢血中にはほとんど存在していませんが、顆粒球(かりゅうきゅう)コロニー刺激因子(G‐CSF)を投与すると、末梢血中の造血幹細胞の数を増やすことができます。そのうえで連続血液成分分離装置を用いて末梢血からの造血幹細胞の採取が行われます。
 臍帯血(さいたいけつ)(臍(へそ)の緒(お)の血液)のなかにも造血幹細胞が多く存在します。臍帯血は胎児の娩出が終了し臍帯が切断されたのち、胎盤をスタンドに吊り下げ、その表面にある静脈を刺して採取します。
 自家移植の場合は末梢血が使われることが多く、この場合、幹細胞はマイナス180℃に凍結保存されます。同種移植(骨髄、末梢血)の場合は採取後そのまま移植されることが多いのですが、臍帯血は使用されるまで凍結保存されます。
 移植された造血幹細胞は骨髄に流れ着いて造血を開始し、移植後約2~3週間で造血が回復します(生着(せいちゃく))。同種移植の場合には、生着後も他人の造血幹細胞を入れたことによる反応(同種免疫反応)が起こり、これに伴う合併症(移植片対宿主病(いしょくへんたいしゅくしゅびょう):GVHD)が起こります。そのためにドナー(提供者)と患者さんのHLA型(白血球のタイプ)を合わせたり、移植前から免疫抑制剤を投与して、この合併症を予防します。

骨髄バンクと臍帯血バンク
 HLA型が一致したドナーは兄弟姉妹で見つかる確率が大きかったのですが、最近の少子化のため、その確率は低下しています。そこで考え出されたのが骨髄バンク、臍帯血バンクです。
 これは造血幹細胞移植を必要としている非特定の患者さんに無償で骨髄または臍帯血を提供したいというボランティアの善意を、中立な立場で患者さんに供給する機関のことです。
 現在日本には1つの骨髄バンク、11の臍帯血バンクがあり、造血幹細胞移植の推進に寄与しています。



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