成瀬整骨院ブログ

多発性硬化症の症状は急性に現れることがほとんど

2012年10月23日 15:06

こんにちは横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。



多発性硬化症の症状は急性に現れることがほとんどのようです。以下参考として引用します。


家庭の医学 gooヘルスケアより引用


症状の現れ方
 MSの病変は、中枢神経であればどこにでも起こりうるもので、起こる時期もさまざまで規則性がありません。また、困ったことに症状がいったん治っても、ほかの症状の再発を繰り返します。したがって、患者さんごとに症状や経過が多様です。なかでもよくみられる症状は、しびれ感や感覚低下、手足の脱力や歩行障害、しゃべりにくさや飲み込みにくさ、視力低下、物が二重に見える複視、排尿障害などです。
 これらの症状は、急性に現れることがほとんどです。病気の経過として、症状が改善したり悪化したりする、いわゆる再発と寛解を繰り返すタイプの患者さんが最も多く、次いでそれらの再発を幾度となく繰り返しながらだんだんと増悪(ぞうあく)していく病型が多いようです。なかには、最初から徐々に進行していくまれな型もあります。

検査と診断
 患者さんごとにさまざまな神経症状が不規則に起こるので、診断は決して容易ではなく、専門の神経内科医の診察が望まれます。厚生労働省の診断基準によれば、「中枢神経系に2カ所以上の病巣を示す所見があり、それらの症状には再発と寛解がみられること」が診断の根拠とされています。
 診断するための特異的な検査はありませんが、核磁気共鳴画像(MRI)による脳の撮影や腰椎穿刺(ようついせんし)(針を刺す)による脳脊髄液検査が、診断に重要な情報を与えてくれます。さらに、電気生理学的検査(各種誘発電位)なども加え、ほかの病気でないことを十分に検討したのちにMSの診断がなされます。

治療の方法
 症状の増悪期や再発時には、副腎皮質ステロイド薬を大量投与するパルス療法と安静が必要です。
 再発を予防したり、長期予後を改善させる目的では、インターフェロンβ(ベータ)を投与します。インターフェロンβの治療は有効ではありますが、1日おきの皮下注射あるいは毎週の筋肉注射を年余にわたって行わなくてはならないので、専門医との十分な相談が必要です。現在、内服薬をはじめとして、いくつかの再発予防の新薬が世界的に開発中です。



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