成瀬整骨院ブログ

麻疹(はしか)(小児)の標準治療、予後、生活上の注意/予防について

2013年10月10日 17:16

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


麻疹(はしか)(小児)の標準治療、予後、生活上の注意/予防について以下参考として引用します。


家庭の医学Yahoo!ヘルスケアより引用


標準治療
●標準治療例
 麻疹ウイルスに対する特異的な治療法は現在のところありません。対症療法が中心となります。

予後
 この種のウイルス感染症の中では最も予後が不良のものの1つで、1,000例中1~2例は死亡します。死亡の原因は肺炎や細菌の2次感染です。無事に治癒したあとは、後遺症といった問題は通常ありません。

生活上の注意/予防
 熱が続いている間は安静にし、水分補給を心がけます。部屋の加湿は咳を軽減させる効果があります。部屋の温度は涼しくしすぎないよう注意します。光をまぶしがる時は部屋の中をやや暗めにします。小学生以上の場合、はしかと診断されれば出席停止となります。解熱後3日以上たてば登校できるようになりますが、その際には医師による登校許可が必要となります。はしかに罹患したあと1カ月以内は予防接種を避ける必要があります。予防のためには予防接種がベストです。現在1~2歳の幼児に麻しん風しん混合ワクチンの勧奨接種が行われています。近くで麻疹の流行がある場合や保育園へ早期から預ける予定がある場合は、9カ月以降で予防接種がすすめられることがあります。また成人でも麻疹の既往がなく予防接種も受けたことがなければ、直ちに予防接種を受けたほうがよいでしょう。麻疹に対する免疫のない人が麻疹患者と接触した場合に、接触後72時間以内であればγグロブリンを注射することで感染を予防できることが知られています(受動免疫)。これは以前より行われてきている予防法です。しかし最近は血液製剤の使用を慎重にする傾向があります。γグロブリンも一種の血液製剤なので、このような受動免疫は以前に比べ積極的に行われなくなってきています。



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