成瀬整骨院ブログ
網膜静脈閉塞症の診断や標準治療、予後について
2013年10月16日 12:54
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。網膜静脈閉塞症の診断や標準治療、予後について以下参考として引用します。
家庭の医学Yahoo!ヘルスケアより引用
診断
眼底が透き見できる場合は、散瞳(さんどう:瞳孔が開くこと)して眼底検査をすれば、診断は容易につきます。ただし、毛細血管レベルでの閉塞の範囲や程度、新生血管の有無を調べるには、色素を使った眼底血管造影検査が必要です。
標準治療
視力低下や視野欠損をなるべく最小とするために、速やかに眼科を受診して適切な治療をすることが必要です。
中心性の非虚血型と分枝型では、視力が比較的よい場合、薬物治療をします。
薬物治療では、血管強化薬(アドナ:1日3回、1回30~60mg、ビタミンC:1日1,200単位分3など)や、血流改善のためのバリダーゼ(1日4回、1回1~2錠)、低容量バファリン(1日1回81mg)を内服します。なかなか出血が吸収されず、視力がよくない場合は、レーザー光凝固を外来で施行します。
中心性で虚血型の場合は、治療しても視力の回復はほとんど望めませんが、出血性緑内障を合併することが多いので、その予防上、レーザー光凝固を行います。ただし、分枝型でも黄斑の中心部(中心窩)に病変がある場合、その部分はレーザー照射ができないので、なるべくその近くまで施行するにとどめます。
最近、網膜静脈の閉塞起点の圧迫を解除するための硝子体手術が試みられています。また、黄斑浮腫に対しステロイド剤のケナコルトの眼球または眼球内注射を試みることがあります。
これらの病気は、原因となる高血圧や動脈硬化、血栓をつくりやすい心臓の不整脈疾患がきちんと治療されないと、何度でも繰り返して起こり、生命が危なくなるので、原因疾患の治療を根気強くする必要があります。
予後
網膜の周辺部で起きた時は、視力が良好なため自覚しないことがあります。黄斑にかかるような網膜の中心に近い所で起きると、視力低下は著しく、治療が遅れるほど視力回復の可能性も下がるので、早期受診をして下さい。
生活上の注意
過労やストレスを避け、高血圧や高脂血症・不整脈などの原因となる病気があれば、内科医と連携して治療をします。
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