成瀬整骨院ブログ
心肺蘇生・循環系の緊急措置、病院外心停止例の治療について 1/2
2014年1月30日 17:38
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。心肺蘇生・循環系の緊急措置、病院外心停止例の治療について以下参考として引用します。1/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
心肺蘇生・循環系の緊急措置
病院外心停止例の治療
Out-of-hospital cardiac arrest(OHCA)
高平修二 埼玉医科大学国際医療センター講師・救命救急科
病院以外心肺停止例における治療が"救命の連鎖(chain of survival)"である迅速な①通報、②心肺蘇生開始、③除細動、④二次救命処置への移行、の4つの鎖が繋がって初めて成立する。
迅速な通報(early access and get the AED)
人が倒れている、あるいは人が倒れるのを目撃したら、直ちにEMS(emergency medical service)に通報し、同時にAED(automated external defibrillator)を入手する努力をする。携帯電話を用いた通報は場所の特定が難しいため、目標となる建物や交差点名などを的確に伝えることが求められる。
迅速な心肺蘇生法(early CPR)
緊急通報から救急隊現場到着までの時間は全国平均約7分であり、この間は居合わせた市民(bystander)により心肺蘇生法(CPR:cardiopulmonary resuscitation)が実施されなければならない。CPRを迅速に開始すれば除細動が1分遅れるごとの救命率低下を3-5%にとどめることが可能である。日本では院外心肺蘇生例の39.2%に市民によるCPRが実施されていると報告されているが、大切なことは良質なCPRが実施されることである。良質なCPRとは、"正しく絶え間ない胸骨圧迫"であり、市民教育では内容を可能な限り簡略化し、"早期に、正しい、絶え間ない胸骨圧迫"が実施できるよう指導する必要がある。
迅速な除細動(early defibrillation)
目撃された心肺停止の70-80%は心室細動であると報告されている一方で、除細動が1分遅れるごとに救命率が7-10%低下するため、いかに早く除細動を実施するかが決めてとなる。病院外においては傷病者発見から5分以内の除細動が推奨されており、AEDを用いた市民による除細動(PAD:public access defibrillation)を普及しなければならない。除細動実施後は直ちに2分間の良質なCCPRを実施し、その後、循環の徴候(息、咳、動き)を確認し、効果がなければ救急隊が到着するまで良質なCPRとAEDの使用を続けることが求められる。
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