成瀬整骨院ブログ
血液型不適合輸血の治療方針について 3/3
2014年1月26日 17:22
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。血液型不適合輸血の治療方針について以下参考として引用します。3/3
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
血液型不適合輸血
Incompatible transfusion
岡本和文 信州大学教授・救急集中治療医学
DIC対策
DICと診断したら抗凝固療法と補充療法を開始する。
処方例1)に加え、AT'Ⅲ70%以下の場合は2)を用いる。
1)注射用エフォーワイ(500mg) 1日30mg/kg 持続静注
2)アンスロビンP注 1日30mg/kg 点滴静注
補充療法としては、血小板数5万以下で濃厚血小板輸血、PTとAPTT30%以下で新鮮凍結血血漿を投与する。
急性腎不全対策
十分な細胞外液補充液とドパミンの投与を行い、平常時の収縮期血圧を維持する。急性肺水腫、高カリウム血症、代謝性アシドーシス、BUNまたはクレアチニンの上昇を認めたら、ラシックス、グルコース・インスリン療法、重炭酸ナトリウムの投与で対処しつつ、直ちに持続血液ろ過透析を開始する。ヘモグロビン尿があればハプトグロビン製剤を投与する。
処方例
ハプトグロビン注(2,000単位) 1回4,000単位 点滴静注(30分-1時間で)ヘモグロビン尿があれば適宜反復投与する。
患者説明のポイント
・血液型不適合輸血の原因検索を行い、明らかになった事実を正確に説明する。医療事故と関係することが多いだけに、医師と患者家族の信頼関係の構築には誠実さが最も重要である。
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