成瀬整骨院ブログ

切断肢・指再接着の治療方法について

2014年1月17日 09:58

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


切断肢・指再接着の治療方法について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

切断肢・指再接着
Digit and limb replantation
池田弘人 帝京大学准教授・救急医学

治療方針
再接着の適応
切断四肢・指の挫滅程度と虚血時間が大きく関与する。指手の場合、常温下で挫滅がわずかであれば切断後12時間ぐらいまで再接着可能であり、保存温度10℃以下の状態では、24時間経過しても可能な場合もある。
切断四肢・指の取り扱い
 要点は、切断時の上体を保つため、①乾燥させない、②浸さない、③温めない、④凍らせない、ことである。生理食塩液にて湿らせたガーゼや清潔な布などにくるみ、氷などで冷却しながら患者とともに搬送する。
再接着の概要
 手指再接着の場合は、①骨整復固定、②筋腱縫合、③神経縫合、④血管吻合(動脈・静脈)の順で行うことが多い。再建は非常に細かい作業が必要となることが多く、通常、顕微鏡あるいは拡大鏡下の作業となる。術後はギプス固定などによる確実な局所安静が必要である。
再接着時の合併症と対策
 上肢近位や下肢の再接着後には、血流再開に伴って虚血組織からの血流再灌流による臓器障害が生じる危険性が高いので、再接着の決定には十分な吟味が必要である。発症した場合には、臓器保護のため血液ろ過透析を行うこともある。また、血管吻合後の閉塞、血栓形成などが生じやすいため抗凝固療法を行う場合が多い。
患者説明のポイント
・再接着の生着率、全身麻酔の必要性、手術時間が長いこと、投与薬物による易出血、成功後の血管閉塞、血栓形成の危険性、再接着後のリハビリテーションなどについて説明する必要がある。
看護・介護のポイント
・手指再接着初期は安静・患肢挙上を徹底させる。
・損傷の程度によって2-3週後から積極的な自動運動を勧めることもあり、術者の方針を十分に理解し看護計画を立てる必要がある。
・血流途絶・切断という結果を回避することに努める。



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