成瀬整骨院ブログ
脂肪塞栓症候群の診断について
2014年1月19日 10:03
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。脂肪塞栓症候群の診断について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
脂肪塞栓症候群
Fat embolism syndrome(FES)
本多 満 東邦大学准教授・救命救急センター(大森病院)
診断
診断はいくつかの診断基準があるが、いずれも特異性が低く、症状や経過および頭部MRIや胸部CT検査などを施行して総合的に診断することが必要である。血液生化学的には、ヘマトクリット値の上昇、血小板減少、低カルシウム血症、血液凝固障害、低アルブミン血症、されに血清リパーゼ、遊離脂肪酸の上昇、尿中脂肪滴がみられるが、いずれも特異的所見ではない。また、気管支肺胞洗浄液中に脂肪滴含有マクロファージを認めることが報告されている。
画像診断は、胸部X線では所見のないところが多いが、snowstormとよばれる両側性の淡い陰影がみられることがある。また高解像度の胸部CTでは斑状に分布するスリガラス状陰影(ground-glassopacities)を認める。頭部では、CT検査で所見が認められることが多い。MRI検査では特異的な所見として、T1強調画像で低信号、T2強調画像・拡張強調画像・FLAIR画像で高信号の多発性斑状、点状病変を呈する。
交通事故サイト:横浜市金沢区のむち打ち治療なら成瀬整骨院
携帯サイト版:横浜市金沢区の肩こりなら成瀬整骨院
電話045-785-5976(完全電話予約制)
横浜市金沢区寺前1-5-17
京浜急行金沢文庫駅東口徒歩8分
駐車場3台完備
■コメントする