成瀬整骨院ブログ
血液型不適合輸血の病態と診断について
2014年1月23日 16:18
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。血液型不適合輸血の病態と診断について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
血液型不適合輸血
Incompatible transfusion
岡本和文 信州大学教授・救急集中治療医学
病態と診断
病態
血液型不適合にはABO型不適合とRh型不適合がある。それぞれ、赤血球または血漿輸血の間違いで起こる。臨床的に特に問題となるのは、A型またはB型赤血球輸血による不適合である。不適合赤血球輸血では、赤血球表面のA抗原(またはB抗原)に血漿中の抗A抗体(または抗B抗体)が結合し即時型抗原抗体反応が起こる。抗原抗体反応により補体が活性化され急性溶血反応を起こす。病態の主役は急性溶血反応で、ショック、DIC(disseminated intravascular coagulation)、急性腎不全を起こす。
症状と病態
意識がある場合と意識がない場合で区別する。意識がある患者では、輸血を開始して数分後、突然の点滴部痛、全身違和感、呼吸困難、発熱、悪心と嘔吐、胸痛、背部痛などを起こす。全身麻酔下などで意識がない場合に突然生ずるショック、無尿、止血困難と出血傾向、ヘモグロビン尿およびヘモグロビン血症、高カリウム血症、代謝性アシドーシスなどで気づかれる。診断は患者血と輸血血の再検査で判明する。
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