成瀬整骨院ブログ
麻酔事故について
2014年1月27日 17:24
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。麻酔事故について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
麻酔事故
Anesthesia accidents
依田健吾 京都第一赤十字病院・院長
麻酔事故をanesthesia accidentと記載すると、一般にはhuman errorと捉えられるが、周術期ことに麻酔中は術前の予測が不能な事態が生じることは珍しくない。日本麻酔科学会は、1992年から"麻酔偶発症"としてaccidentの調査を開始し、症例の蓄積、解析を行っている。一方、errorについては医事紛争解決事案症例調査CCP(Closed Claims Project)部会により2002年より調査が開始されているが、諸般の事情により、その報告件数は少ない。東京・大阪地裁関連の医療訴訟結審例がケースファイルとして2巻出版されており、全276件中麻酔関連は4件のみであった。
麻酔偶発症例(1999-2001年)
ホームページ上に公開されている調査結果によると、すべての原因の心停止発生率は1万症例に対し6.41であるが、麻酔管理が原因の発生率は0.52であった。心停止の原因としては薬剤投与が41.2%、換気・気道が22.9%、輸血・輸液14%、監視不十分9%であるが、死亡ないし植物状態となった症例の原因内訳では、換気・気道が38%となり、薬剤投与23%を逆転し、麻酔時における気道確保・呼吸管理の重要性を示唆している。
CCP報告(2008)
日本麻酔学会(JSA)ニュース(Vol.16、No4)によると、現在までに調査できた例はペインクリニック(神経ブロック)・硬膜外麻酔にかかわるものが44%と最も多く、次いで誤嚥を含む気道トラブルが33%、偶発症例で心停止原因として最も多かった薬剤関連は5%であった。前述の結審4例も気道・換気、神経ブロック関連がともに2例ずつであった。
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