成瀬整骨院ブログ
麻酔事故の対策について
2014年1月28日 17:28
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。麻酔事故の対策について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
麻酔事故
Anesthesia accidents
依田健吾 京都第一赤十字病院・院長
対策
1.気道確保 挿管困難例は一定の比率で必ず発生する。米国麻酔学会の提唱する、気道確保が困難な場合のアルゴリズムにのっとって準備し熟練をする必要がある。詳細は成書を参考にされたい。開口が可能であれば、2006年に発売されたビデオ硬性挿管用咽頭鏡「エアウェイスコープASW-S100」が大いに役立つ。気管挿管については誤嚥によるトラブルも多く、フルストマック例に安易に迅速導入を行うべきではない。専門医は意識下の気道確保を習熟するべきである。
2.薬剤投与 ほとんどがhuman errorである。このようなerrorが起こることを前提に個々の事例を分析し、プレフィルド製剤の採用など組織として対策を立てる必要がある。
3.日本麻酔科学会・CCP部会からのトラブル回避の提案 以下の①-⑤が挙げられている。①医療行為実施前の十分なインフォームド・コンセント、②合併症・偶発症に対する注意喚起、③合併症・偶発症に対し、迅速で誠実な対応-説明、治療、再発防止、④院内対応マニュアルの整備、⑤トラブル発生時は医療機関の担当弁護士などへの速やかな一報。
麻酔科学会で集積した症例も本邦の全麻酔症例の一部である。専門医の養成をさらに進めて、すべての麻酔が専門医の管理下に行える状況を構築することが、最も急務で重要な対策である。
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