成瀬整骨院ブログ
大動脈内バルーンパンピング法について 1/2
2014年2月22日 15:10
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。大動脈内バルーンパンピング法について以下参考として引用します。1/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
大動脈内バルーンパンピング法
Intra-aortic balloon pumping(IABP)
鹿野 恒 市立札幌病院・救命救急センター副医長(北海道)
大動脈内バルーンパンピング法(IABP)は経皮的に挿入可能な、簡便かつ効果的な循環補助装置であり、心原性ショックや急性冠症候群、開心術後の低心拍出量症候群(low cardiac output syndrome:LOS)などの病態に用いられる。その原理は心周期に同期させてバルーンの膨張、収縮を行うcounter pulsationである。心拡張期では、バルーンを膨張(inflate)させることによりバルーンより手前の大動脈内血液を増加させ、冠動脈血流量(酸素供給量)を増加させる。一方、心収縮期には急速にバルーンを収縮(deflate)させることによる吸引効果で、大動脈内のボリュームおよび後負荷を減少させ心仕事量を減少させる。すなわち、拡張期圧上昇による冠動脈血流量の増加は心筋への酸素供給を増加させ、後負荷の減少による心仕事量の減少は心筋酸素需要を減少させることから心筋の酸素需給バランスを改善させる。
適応
a)心原性ショック(心係数2.0L/分/㎡以下、収縮期血圧90mmHg以下)。
b)急性冠症候群:急性心筋梗塞あるいは不安定狭心症患者のST異常。
c)ハイリスクPCI(冠動脈カテーテル治療)やCABG(冠動脈バイパス手術)のバックアップ。
d)難治性心室性不整脈。
禁忌
a)重篤な大動脈弁閉鎖不全。
b)大動脈解離および胸部・腹部大動脈瘤。
c)重篤な蛇行や石灰化を伴う症例および高度の両側閉塞性動脈硬化症。
d)重篤な血液凝固障害
e)補助人工心臓適応時(特に心電図非同期駆動時)。
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