成瀬整骨院ブログ
大動脈遮断バルーンについて 2/2
2014年2月25日 15:26
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。大動脈遮断バルーンについて以下参考として引用します。2/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
大動脈遮断バルーン
Intra-aortic occlusion balloon
山田裕彦 岩手医科大学講師・救急医学
挿入手技
大腿動脈をセルジンガー法にて穿刺し、ガイドワイヤーを挿入してシースを挿入する。ダイレーターで拡張時に適度に皮膚切開を加えると挿入しやすい。バルーンの位置は、われわれの施設ではバルーンが腹腔動脈より近位にくるように、体外で大まかな距離を確認して挿入している。
カテーテルを挿入した後に、ポータブルX線検査でバルーンの位置を確認しておくと確実である。バルーンの位置を確定させたら遮断を開始する。
遮断方法
大動脈の遮断は手動で行う。バルーンの位置の確認が完了したら、直ちにバルーンを膨らませて遮断を開始する。遮断時間は20分以内として、遮断解除後は5分以上血流を確保する。可能であれば遮断時間と解除時間を報告する専任のタイムキーパーがいることが望ましい。
ポイント
1)遮断解除の際には再度出血が始まるため、遮断により血圧が上昇し維持されていても、解除前より輸血・輸液の急速投与が必要になる。
2)手術やIVR後に再出血の可能性があるときには、2-3日間シースを留置しておくことも必要になる。
3)遮断により腹腔内・後腹膜の臓器などに阻血によるダメージが少なからずあることを念頭において施行することが望ましい。
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