成瀬整骨院ブログ
一次救命処置(BLS)―小児について 2/5
2014年2月 6日 18:29
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。一次救命処置(BLS)―小児について以下参考として引用します。2/5
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
一次救命処置(BLS)―小児
Basic life support(BLS)―child
山下雅知 帝京大学ちば総合医療センター・ER部長
気道確保
反応がない患者は、舌根沈下により気道閉塞をきたしていることが多い。頸椎損傷の疑いがない判断すれば、頭部後屈あご先挙上法で気道を確保する。小児・乳児では頭部が相対的に大きいため、肩の下にタオルなどを置くと気道を確保しやすいが、頸部過伸展が逆に気道閉塞を招くこともあるので注意を要する。頸椎損傷が疑われる状況では、下顎挙上法を用いる。
呼吸と脈拍の確認
気道確保後、呼吸と脈拍を確認する。呼吸の有無は、"見て""聴いて""感じて"で評価する。5-10秒程度観察しても呼吸がない、あるいは死戦期呼吸の場合には呼吸停止と判断する。同時に脈拍を診る(乳児では上腕動脈、小児では頸動脈)。呼吸を観察している5-10秒間に脈拍を確信できなかった場合には心肺停止と判断する。脈拍が確信できても、心拍60/分未満で循環が悪い場合にはCRPが必要である(皮膚色蒼白など)。呼吸停止と判断されても、十分な速さの脈拍が確実に触知できた場合には胸骨圧迫は行わず、人工呼吸のみを12-20回/分で行う。約2分ごとに、確実で十分な速さの脈拍が触知できることを再確認する。呼吸数が10回/分未満の場合も、呼吸停止と同様に人工呼吸を考慮する。
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