成瀬整骨院ブログ
機械的人工呼吸法について 1/4
2014年3月10日 16:53
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。機械的人工呼吸法について以下参考として引用します。1/4
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
機械的人工呼吸法
Mechanical ventilation
鈴木宏昌 茨城西南医療センター病院・救命救急センター長
人工呼吸管理の方法は、気管挿管による方法とマスクによる方法がある。換気様式からは、自発呼吸に無関係に強制換気する調節呼吸、自発呼吸を捕足する補助換気、気道内圧を調節する方法などがある。調節呼吸には、1回換気量と換気回数で送気容量を設定するVCV(volume control ventilation)と、送気時の気道内圧と換気回数を設定するPCV(pressure control ventilation)とがある。補助換気としては、自発呼吸の呼気相をトリガーに自発呼吸と重ならないようにVCVを入れるSIMV(synchronized intermittent mandatory ventilation)がある。さらに、自発呼吸の吸気に合わせ設定した気道内圧まで送気して呼気を補助するPSV(pressure support ventilation)がある。自発呼吸に、呼気時の肺胞虚脱を防ぐため呼気終末を陰圧に設定するPEEP(positive end-expiratory pressure)を加えた換気様式がCPAP(continuous positive airway pressure)である。
人工呼吸管理を開始する目安
人工呼吸管理は必要となる基準は、原因となる呼吸不全の病態ばかりでなく、原疾患の治療方針や施設の設備、看護体制によっても異なるため一概には言えないが、以下が一般的な目安となる。
a)低酸素血症:吸入酸素濃度が50%以上(概ねマスクで12L/分以上)でもPaO2 60mmHg以下かSpO2 90%以下の低酸素血症。
b)高炭酸ガス血症:CO2ナルコーシス、あるいはPaO2 45mmHg以上で悪化傾向にある肺胞低換気・
c)換気障害:薬物や意識障害による呼吸抑制や呼吸筋障害、胸郭の解剖学的異常(神経筋疾患・外傷)などによる換気障害。
d)呼吸疲労:高度な頻呼吸(概ね呼吸数が30回/分以上)や努力呼吸の持続。
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