成瀬整骨院ブログ
局所麻酔法について 2/4
2014年3月24日 10:24
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。局所麻酔法について以下参考として引用します。2/4
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
局所麻酔法
Clinical procedures of local anesthesia
松島俊介 宮城大学・救急・災害医学
局所麻酔の方法
1.表面麻酔 粘膜または皮膚の表面に局所麻酔薬の塗布あるいは噴霧を行うことにより、その部位の除痛をはかる麻酔法である。通常、以下の薬剤が用いられる。
a.リドカイン塩酸塩ゼリー(キシロカインゼリー2%)各種チューブ(気管挿管チューブ、胃管、尿道カテーテル、気管支鏡、胃内視鏡など)の挿入時に、管の表面に塗布して用いる。挿入時の潤滑剤の役割も兼ねる。また、直腸診にも用いる。
b.リドカイン塩酸塩液(キシロカイン液4%)、リドカイン噴霧剤(キシロカインポンプスプレー8%)気管支鏡検査、胃内視鏡検査などに際し、鼻腔、咽頭、喉頭に噴霧して用いる。
c.リドカイン塩酸塩ビスカス(キシロカインビスカス2%)胃内視鏡検査などに際し、5-15mLを口腔内に5分間程度含ませる。
d.塩酸オキシブプロカイン点眼液(ベノキシール点眼液0.4%)眼科的な検査、処置に際し、結膜、角膜の麻酔目的にて、1-4滴を点眼する。
e.リドカインテープ剤(ペンレステープ18mg)静脈留置針穿刺予定部位に約30分間貼付して用いる。また、小児の伝染性軟属腫(みずいぼ)の除去にも用いる(保外)。
2.局所浸潤麻酔 目的とする部位を含む周囲組織内に麻酔薬を直接注入し、知覚神経をブロックすることにより除痛をはかる方法である。創処置、胸腔ドレナージ、気管切開、中心静脈穿刺などの小手術に用いる。麻酔薬として0.5-1.0%リドカイン(キシロカイン注射液0.5%、1%)が頻用され、作用時間の延長を目的として10万倍アドレナリンが添加されたリドカインも用いられる。
麻酔方法は、目的とする部位の皮内に麻酔薬を注入して膠疹をつくり、そこから必要な部位に針を進め、さらに麻酔薬を皮下組織に(必要があれば筋膜、筋肉内に)注入する。腫瘍や炎症の強い感染巣の場合は、その周囲に麻酔薬を注入し浸潤させる(周囲麻酔)。
創部を麻酔するときの疼痛軽減の方法としては、細い針を用い(24-27G)、創内から刺入する方法により、針刺入時の疼痛を軽減できる。ただし、感染創の麻酔では創内からの刺入は望ましくない。
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