成瀬整骨院ブログ
局所麻酔法について 3/4
2014年3月25日 10:25
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。局所麻酔法について以下参考として引用します。3/4
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
局所麻酔法
Clinical procedures of local anesthesia
松島俊介 宮城大学・救急・災害医学
3.伝達麻酔
a.末梢神経ブロック 目的とする麻酔部位を支配する知覚神経の走行部位に麻酔薬を投入することにより、除圧をはかる方法であり、浸潤麻酔のみでは十分な除痛が得られない場合に用いられる。種類としては、腕神経叢ブロック、指神経ブロック、肋間神経ブロック、腸骨鼠径神経ブロックなどがある。ここでは一般外来で頻用される指神経ブロック(オーベルスト法)について述べる。
指神経ブロックは主に指の小手術(健縫合、陥入爪手術、抜爪など)で用いられる。麻酔薬としては1%リドカイン(キシロカイン注射液1%)が用いられる。ただし、血管収縮薬(アドレナリン)が添加されているものの使用は禁忌である。方法は、目的とする指の中手指関節から約1cm末梢の片側の側縁に手背側より針を刺入し、皮下に麻酔薬を約1mL注入した後、基節骨に軽く針を当て基節骨側面に針を滑らせ抜けたところでさらに約1mL注入する。もう片方も同様に行う。中手骨部(中手指節関節から約1cm中枢側)で行う方法もある。
b.硬膜外麻酔 局所麻酔薬を脊髄硬膜外腔に注入して神経根や後根神経節を麻酔する方法である。硬膜外腔にカテーテルを留置すれば、長時間の麻酔や鎮静も可能である。頸部以下の手術時の麻酔法として用いられ、全身麻酔と併用されることもある。このほか、手術後の創部疼痛軽減の目的やペインクリニックにおける除痛法(帯状疱疹後神経痛や癌性疼痛など)としても用いられる。
c.脊髄くも膜下麻酔 腰椎間を穿刺して局所麻酔薬を脊髄くも膜下腔に注入し、下部脊髄神経根と馬尾神経を麻酔する方法である。虫垂切除術などの下腹部の手術や下肢の手術で用いられる。
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