成瀬整骨院ブログ
機械的人工呼吸法について 4/4
2014年3月13日 17:31
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。機械的人工呼吸法について以下参考として引用します。4/4
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
機械的人工呼吸法
Mechanical ventilation
鈴木宏昌 茨城西南医療センター病院・救命救急センター長
人工呼吸器からの離脱
人工呼吸器から離脱することをウィーニング(weaning)という。
ウィーニング開始の条件は原疾患の病態にもよるが、以下が目安となる。①原因が改善している、②循環が安定している、③覚醒している(意識障害があっても軽症)、④高度な貧血がない(Hb8g/dL超)、⑤発熱がない(38℃未満)、⑥FiO2 0.4以下でSpO2 90%以上、⑦頻呼吸でない(35回/分未満)。
ウィーニングの方法には、①SIMVで換気回数を減らす、②PSVでサポート圧を徐々に下げる、③CPAPでPEEPを下げる、などの方法がある。
人工呼吸管理のリスク
人工呼吸管理中に最も重大で致死的な合併症は圧損傷による気胸であり、容易に緊張性気胸となる。いつでも胸腔ドレナージによる脱気できる準備が必要である。
人工呼吸管理は原疾患の治療にはならない。原疾患の治療を行い、早期に離脱を目指さないと肺組織の圧損傷(baro-trauma)や容量損傷(volu trauma)といった人工呼吸器関連肺損傷(VALI:ventilator associated lung injury)のリスクや人工呼吸器関連肺炎(VAP:ventilator associated pneumonia)など、感染症のリスクが高くなるばかりでなく、呼吸筋萎縮により離脱困難となる。
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