成瀬整骨院ブログ

気道異物除去の治療について 5/5

2014年3月21日 09:36

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


気道異物除去の治療について以下参考として引用します。5/5


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

中心静脈カテーテル留置法、中心静脈圧測定法
Central venous cannulation and measurement of central venous pressure
宮内 洋 杏林大学・救急医学教室

6.穿刺手順
 1)穿刺に必要な体位をとる。必要であればベッドを下げたり、枕を入れたりして調節する。
 2)血液で汚染しないよう吸水マットを下に敷いたら、高度バリアープリコーションを行い清潔野の作成をする。術野は消毒を広めに行い滅菌布で確保する。
 3)刺入部をみきわめて、その周囲に十分局所麻酔を施す。
 4)23G針で試験穿刺を行い血液の逆流を確認した後、刺入角度を忘れないうちに穿刺用注射器による穿刺を行う。
 5)逆流を確認したらガイドワイヤーを通し、穿刺用注射器を抜去する。
 6)ダイレーターによる穿刺部の拡張を行い、ダイレーターのみ抜去する。
 7)中心静脈カテーテルを留置し、ガイドワイヤーを抜去する。
 8)血液の逆流を確認した後、ヘパリン加生理食塩液で凝血を防止する。
 9)固定糸で固定をし清潔に包交したあと、X線単純写真でカテーテルの位置を確認する。
中心静脈圧(CVP)測定法
目的
 CVPは循環機能の前負荷であり、静水圧を用い測定、評価する。
測定法
 右心房の位置に相当する中心腋窩線第4肋骨にトランスデューサーのゼロ点をあわせCVPとする。測定法には圧トランスデューサーによる測定法や水柱マノメーターによる測定法があるが、経時的に圧波形解析が可能で電子媒体に記録を残せるという点では前者が優れている。後者は簡便でありコストもかからないが、測定に時間がかかることや、波形診断や連続測定ができず電子媒体に残せないことが挙げられ、集中治療の現場では用いられることは少ない。




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