成瀬整骨院ブログ

気管挿管法の適応と禁忌について

2014年3月 2日 15:58

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


気管挿管法の適応と禁忌について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

気管挿管法
Tracheal intubation
西山 隆 愛媛大学大学院准教授・救急侵襲制御医学

適応と禁忌
 気管挿管は気管内にチューブを挿入・留置し、気道を確保し呼吸を維持し酸素化をはかるものである。したがって、①気道の問題(閉塞、狭窄など)や誤嚥の可能性、②無呼吸、低換気状態、低酸素血症、③重症ショック(心停止など)、④意識レベルの異常(切断する"切断するD")などがある場合に適応となる。原則的に禁忌はないが、あらかじめ経口挿管が困難と想定される場合は経鼻挿管や気管支鏡を用いたファイバー挿管を予定する。また緊急時には外科的気道確保(輪状甲状靭帯穿刺、輪状甲状靭帯切開、気管切開術)が必要となる場合もある。
準備物
 酸素投与装置の設置と換気器具(リザーバー付バッグバルブマスク、ジャクソンリース回路、麻酔器など)、吸引器、喉頭鏡、開口器、マギール鉗子、気管チューブ(成人男性:内径8.0-8.5mm、成人女性:内径7.0-7.5mm)、スタイレット、カフ様シリンジ、バイトブロック、固定具(テープ、専用チューブホルダー)、聴診器、潤滑剤、ガーゼ、など。



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