成瀬整骨院ブログ
肺動脈カテーテル(スワン・ガンツ・カテーテル)留置法について
2014年3月22日 09:59
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。肺動脈カテーテル(スワン・ガンツ・カテーテル)留置法について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
肺動脈カテーテル(スワン・ガンツ・カテーテル)留置法
Pulmonary artery(Swan-Ganz)catheter
真弓俊彦 名古屋大学大学院講師・救急・集中治療医学
目的・適応
肺動脈(スワン・ガンツ)カテーテルによって中心静脈圧(CVP)、肺動脈圧、肺動脈楔入圧(PCWP)、心拍出量、混合静動脈血酸素飽和度が測定でき、これらの分析で全身や肺の血管抵抗、1回心拍出量、酸素消費量なども計算でき、循環動態をより詳細に把握できる。特に、CVPでは左心系の前負荷を類推できない慢性呼吸器疾患、肥大型心筋症、三穿弁疾患、廃校血圧症などでは有用と考えられている。
しかしながら、現在までの一般的な重症患者での肺動脈カテーテルの使用の有無による無作為化比較対象試験やメタアナリシスでは、予後の改善や入院期間の短縮は示されておらず、逆に肺動脈閉塞症などのカテーテルに伴う合併症の発生が多い傾向が示されている。
また、現在では新たに、末梢動脈に留置したカテーテルによる心拍出量測定や、中心静脈カテーテルによる上大静脈酸素飽和度もモニタリング可能となっている。
上記の点から、肺動脈カテーテルの適応は、臨床的かつ心臓超音波検査などの非侵襲的検査や上述の新たなモニタリングでの評価では十分ではなく、さらに詳細な循環動態の評価が治療方針を変更させる場合のみに限られており、安易な使用には注意を要する。
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