成瀬整骨院ブログ
胸腔穿刺法、胸腔ドレナージ法の処置の実態について 1/2
2014年4月 1日 11:05
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。胸腔穿刺法、胸腔ドレナージ法の処置の実態について以下参考として引用します。1/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
胸腔穿刺法、胸腔ドレナージ法
Thoracentesis,tube thoracostomy
井上貴昭 順天堂大学准教授・救急・災害医学(浦安病院)
処置の実際
1.緊張性気胸に対する緊急穿刺 緊張性気胸は身体所見から診断し、X線検査を待つ猶予はない。迅速に胸腔ドレナージの準備ができていない場合は、まず胸腔穿刺にて速やかな脱気を行う。
緊急胸腔穿刺は仰臥位において第2肋間、鎖骨中線上で実施する。肋骨上縁部より、16-18Gの静脈留置針あるいはアスピレーションキットを用いて陰圧をかけながら、針を垂直に進める。胸腔内に達すると、空気の噴出音とともに大量の空気が抜けるので、外筒だけを胸腔内に進めて留置する。あくまでも緊急回避的な一時的処置であり、引き続き行う胸腔ドレナージの準備を同時に進める。
2.胸水の穿刺吸引 救急医学領域では、うっ血性心不全、無気肺、低アルブミン血症、間疾患などに伴う胸水の頻度が高い。診断は胸部X線検査に加えて、超音波検査が有用である。
仰臥位または半座位にて第5肋間中腋窩線上よりアプローチするが、処置前に超音波検査にて、穿刺予定部位からあらかじめ液体の貯留状態を確認しておくことが望ましい。処置は消毒、局所麻酔下に肋骨上縁より穿刺針を垂直に進め、液体が回収されれば、先端を頭側・背側に向けて外筒を進めて留置する。留置針は逆流防止弁付きのドレナージバッグに接続する。
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