成瀬整骨院ブログ

減張切開について 2/2

2014年4月24日 10:11

こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。


減張切開について以下参考として引用します。2/2


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

減張切開
Incisional decompression or escharotomy
小泉健雄 杏林大学大学院・救急医学

Cコンパートメント圧測定
 コンパートメント症候群を評価するために内圧を測定する。生理食塩液を満たした三方活栓付きの点滴チューブに18G針を装着したものを用意する。内圧が高まっていると思われる組織に針を刺し、三方活栓を開放すると水栓が上がってくる。水栓が最も高くなった高さをコンパートメント圧とする。基準値は0-10cmH2Oであり、40cmH2O以上をコンパートメント症候群と診断する。
治療方針
 基本的に、静脈麻酔あるいは全身麻酔のもとで十分な除痛をしながら、減張切開を施行する。
四肢コンパートメント症候群
 前述の診療・観察法によってコンパートメント症候群と判断された場合、直ちに減張切開を行うべきである。切開は皮膚割線に沿って圧解除がなされるまで加え、最も深い層で筋膜上まで達する場合もある。ただし、骨折を伴う四肢外傷の場合には、開放創や手術創を伴うことがあり、減張切開に踏み切ることに逡巡せざるをえない場合がある。
 手指のコンパートメント症候群の場合、皮下組織が浅薄であるために減張切開により重要な神経、血管損傷をきたす可能性がある。その場合はエレース(線維素溶解酵素薬)などを使用して化学的作用により壊死組織の緊張を軽減するenzymatic escharotomyを行うことも勧められる。
熱傷に伴うコンパートメント症候群
 四肢・胸部・頸部・腹部のいずれの部位に対しても、筋膜層まで切開を加え圧解除する。切開する部位はⅢ度熱傷創であり、いずれ手術が必要となるため、ためらわず手技を行う。
看護・介護のポイント
・切開を加えた後、開放創のままで管理を行うので大量の浸出液のためにガーゼ交換を頻回に行う必要がある。術後出血が起こりやすく2-3時間でガーゼ上層まで出血が認められる場合は、直ちに医師に連絡し相談する。



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