成瀬整骨院ブログ
小手手術技術・皮膚開放創の処置について 4/8
2014年4月18日 09:50
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。小手手術技術・皮膚開放創の処置について以下参考として引用します。4/8
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
小手手術技術・皮膚開放創の処置
鳴海篤志 国立病院機構別府医療センター・救急センター長(大分)
皮膚縫合についての基本的事項
皮膚全層の欠損があれば、基本的には縫合閉鎖の適応となる。
一般に創を無菌的に管理できる限界は、受傷からおよそ8時間とされている(golden time)。これ以上経過している場合は、感染の存在を念頭におき処置にあたることが重要で、一時的に縫合すべきではないと言われている。受傷から時間の経った創の縫合を行う場合には、これらの点を目安に行うとよい。
以下に創処置に用いる器具のポイントについて述べる。
1.縫合糸 皮膚縫合には、モノフィラメントナイロン糸が感染しにくく、組織反応も軽度で適している。3-0または4-0(顔面などでは5-0)が多く用いられる。皮下組織の縫合や、口腔内の縫合には、合成吸収糸(PDSなど)がよい適応となる。
2.縫合針 皮膚縫合には1/2円、逆三角針を使用するのが基本である。針の長さは、創の部位や大きさなどにより選択するが、顔面や指など細かな縫合が求められる部位では、長さ12mm程度のものを用いる。頭部、四肢などでは長さ15-30mm程度の間で創の大きさに応じて選択する。
3.局所麻酔薬 効果発現までの時間が最も短く(効果発現までの時間は1-2分)、副作用の少ない、リドカインが適している。エピレナミン入り製剤は、血管収縮作用により出血をコントロールすることもできるので、顔面、頭部など血管が豊富な部位の縫合にはきわめて便利であるが、指先などでは原則禁忌である。
4.注射針 組織をなるべく損傷しないため、なるべく細い注射針を選択する。筆者は専ら27G注射針を使用している。
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