成瀬整骨院ブログ
頭蓋牽引法の牽引療法と合併症について
2014年4月27日 10:26
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。頭蓋牽引法の牽引療法と合併症について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
頭蓋牽引法
Skull traction,skull tongs traction
本間正人 鳥取大学教授・救急災害医学
牽引療法
骨折・脱臼部の安静の目的での牽引は2-3kgの牽引で十分である。脱臼整復を試みる場合は4kgの牽引から開始し、15分ごとに2kg荷重を増やし最大20-30kgまで増加できる。ただし、X線写真を頻回に撮影し、整復の状態を観察し重量を調節する。整復位が得られていれば荷重を半分以下に減らす。整復位が得られなければ早期の観血的整復術の適応である。
合併症
頭外牽引により、まれに麻痺を発生・増悪させる場合があるので、神経学的な評価を行う。特に靭帯損傷を合併している場合、筋弛緩薬を使用している場合は、過牽引により脊髄損傷を悪化させることがある。ピンの挿入の際には、上眼窩神経や前頭洞を避ける。また側頭骨は頭蓋が薄いため挿入を避ける。
診療および看護上の注意点
頸髄損傷に呼吸抑制が合併することがあるので注意する。神経学的な変化は経時的に記録する。特に意識障害が合併・進行する場合、鎮静・鎮痛薬を使用する場合は神経学的な変化が把握しにくいため十分に注意する。ピンのゆるみ、刺入部の感染、刺入部の疼痛、褥瘡の発生に注意する。
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