成瀬整骨院ブログ

電解質異常補正法の治療方針について 1/3

2014年5月 4日 11:10

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


電解質異常補正法の治療方針について以下参考として引用します。1/3


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

電解質異常補正法
Correction of electrolytic imbalance
北澤康秀 関西医科大学病院教授・救急医学科(枚方病院)

治療方針
処置
 脱衣に対する輸液では、血清Na値にかかわらずリンゲル系補液で開始する。水中毒では飲水制限を優先する。
ポイント
 補正輸液中の低K血症合併を警戒する。低Na血症を急激に補正すると、橋中心性髄鞘崩壊(central pontine myelinolysis)を起こすことがある。補正速度は0.5mEq/L/時以下に保つ。

高カリウム(K)血症
病態と診断
 Kの過剰摂取、細胞崩壊(溶血性疾患、筋壊死)、細胞内Kの湧出(アシドーシス)、尿への排泄障害(腎不全)などが原因で起こる。血清K濃度が8mEq/Lを超えると、房室ブロックや心室細動等の致死的不整脈が出現しやすくなる。
治療方針
処理
 致死的不整脈の出現抑制を狙って、Ca注射薬を投与する。細胞内へのK移動促進として、ブドウ糖液・インスリン療法(Gl療法)がある。尿や便へのK排泄促進として、それぞれ利尿薬とイオン交換樹脂(ケイキサレート)の投与がある。重症例は緊急血液透析の適応である。
処方例 下記の薬剤を症状に応じて適宜用いる。
1)アルチコール注(8.5%グルコン酸Ca)1回10mL 10-20分かけて静注
2)10%ブドウ糖液500mLにヒューマリンR注 10単位を混じ、5時間かけて点滴静注
3)ケイキサレート散 1回30gを微温湯100mLに懸濁して注腸
ポイント
 生命危機に直結する病態なので、緊急対応が必要である。心電図の波形変化にも注意する。



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