成瀬整骨院ブログ
電解質異常補正法の治療方針について 2/3
2014年5月 5日 11:12
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。電解質異常補正法の治療方針について以下参考として引用します。2/3
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
電解質異常補正法
Correction of electrolytic imbalance
北澤康秀 関西医科大学病院教授・救急医学科(枚方病院)
低カリウム(K)血症
病態と診断
Kの摂取不足、細胞内への移動(アルカローシス)、消化管からの喪失(嘔吐・下痢)、尿中排泄亢進(アルドステロン症・利尿薬の副作用)などが原因で起こる。筋力低下(重症では呼吸停止も)、不整脈、麻痺性イレウスなどをきたす。
治療方針
処置
維持点滴内にアスパラギン酸カリウムまたは塩化カリウムを追加混注して投与する。点滴による補充投与には40→80→120mEq/日の漸増策でメニューを設定する。Kを添加強化した液は血管刺激が強いので、急速大量補充には中心静脈カテーテルを使用する。中心静脈カテーテルを使用した場合でも200mEq/L日程度を最大上限とする。
ポイント
たとえ輸注ポンプを用いても、K製剤原液の静脈内投与は医療安全上推奨されない。
高カルシウム(Ca)血症
病態と診断
副甲状腺機能亢進症(90%)か悪性腫瘍が原因で起こる。腸管運動障害、腎障害、感情障害、筋力低下などをきたす。精神症状発現や昏睡に至ることもある。
治療方針
生理食塩液200mL/時程度で補液を開始し、腎排泄に期待する。水分過剰徴候が出たら、フロセミド静注を加える。治療の根幹は薬物療法(エルカトニンなど)である。
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