成瀬整骨院ブログ
中毒性疾患の関連法規について 3/5
2014年5月29日 16:30
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。中毒性疾患の関連法規について以下参考として引用します。3/5
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
急性中毒治療の原則
Management of acute poisoning
上條吉人 北里大学講師・救命救急医学
排泄の促進
生体内にすでに吸収された毒・薬物の排泄を促す方法である。以前は、大量輸液と利尿薬の投与を組み合わせた"強制利尿"は、生体からの毒・薬物の排泄を増加させて、患者の予後を改善できるはずだと直感的に信じられていたためルーチンに施行されていた。ところが、強制利尿が患者の予後を改善するエビデンスがないうえに、肺水腫や電解質異常などの合併症をきたす可能性がある。したがって、輸液量は脱水を補正および予防する量でよい。
1.尿のアルカリ化 アスピリンなど、弱酸性で代謝経路が主として腎排泄である毒・薬物には有効な可能性がある。弱酸性の毒・薬物は、アルカリ尿の中ではイオン型の割合が増加するが、イオン型は尿細管細胞を通過しにくいため尿細管管腔内にトラップされて(ion trapping)、排泄が促進される。同様に、アンフェタミンなどの弱塩基性の毒・薬物は、酸性の尿中ではイオン型の割合が増加して排泄が促進されるが、尿は本来酸性であるので、あえて酸性化する必要はない場合がほとんどである。血液透析法の適応のない中等症-重症のサリチル酸中毒では第1選択の治療として考慮する。初期投与量として、酸性水素ナトリウム200mEq(メイロン84 200mL)を1時間以上かけて静注する。先行する代謝性アシドーシスがあれば投与時間を短縮するか投与量を増やす。維持量として、炭酸水素ナトリウムを必要に応じて静注して尿のpHを7.5-8.5に保つ。低カリウム血症に注意し、求めたら直ちに補正する。
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