成瀬整骨院ブログ
腰椎穿刺・髄液採取法の手技について
2014年5月13日 12:19
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。腰椎穿刺・髄液採取法の手技について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
腰椎穿刺・髄液採取法
Lumbar puncture(spinal tap)and cerebrospinal fluid collection
金子直之 東京医科大学准教授・救急医学
手技
1.体位 側臥位にし、患者に両腕で膝を抱えて背中を丸めさせる。穿刺部位を突き出すように意識させ、"エビのようにしておへそを見るように"指示するとよい。介助者がいるときは、患者の対面に位置させて膝と肩を引き寄せてもらうが、患者の背中がベッドに垂直になるようにし、肩が斜めになって身体が捻じれないように注意する。患者の頭には枕を入れて脊柱が一直線になるようにする。
2.穿刺部位と消毒 Jacoby線(両腸骨稜の上端を結ぶ線)と棘突起列の交差点が第4腰椎棘突起で、これを指標にする。成人では第4-5腰椎間で穿刺するので、広めに消毒する。小児では、成人より1椎体下位で穿刺する。穿刺部位を露出するように滅菌覆布で覆う。
3.局所麻酔 皮膚から棘間靭帯レベルまで行う。なるべく深くまで行ったほうが患者の苦痛を軽減できるので腰椎穿刺針を用いるとよい。靭帯レベルでは"ブツブツッ"という抵抗があり、硬膜を通るときは"プツッ"という感覚の後に抵抗がなくなつので、慣れれば針先の位置がわかるようになる。髄腔内に誤って注入すると一過性の対麻痺が生じるので注意する。穿刺に熟練すれば局所麻酔は必ずしも必要でない。
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