成瀬整骨院ブログ
高気圧酸素療法の適応となる緊急疾患について
2014年5月17日 14:51
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。高気圧酸素療法の適応となる緊急疾患について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
高気圧酸素療法
Hyperbaric oxygen(HBO)therapy
宮加谷靖介 国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター・救命救急センター部長(広島)
適応となる救急疾患
酸素運搬量を増やすので、虚血・再灌流や末梢循環不全、組織修復の促進、嫌気性菌感染が適応になる。すなわち、①重症低酸素性脳機能障害、②急性脳浮腫(頭部外傷・脳梗塞)、③急性脊髄障害(重症脊髄外傷・脊椎脊髄の術後・急性脊髄血管障害による急性脊髄性麻痺)、④重症感染症(ガス壊疽・壊死性筋膜炎)、⑤急性動脈・静脈血行障害、⑥急性心筋梗塞、⑦重症外傷(広範囲挫滅症候群・コンパートメント症候群)、⑧急性―酸化炭素中毒、⑨空気塞栓、⑩腸閉塞(麻痺性・癒着性イレウス)、⑪網膜動脈閉塞症、⑫突発生難聴、⑬顔面神経麻痺、⑭急性減圧症、⑮出血性膀胱炎・放射線照射後の膀胱組織障害、⑯難治性骨髄炎、⑰熱傷・凍傷、などの疾患である。
治療にともなう副作用・合併症・注意事項
以下の点につき、注意が必要である。①酸素の毒性:活性酸素産生が増加し、胸骨下の苦悶感・鼻粘膜充血・咽頭痛・咳・めまい・耳鳴・けいれんなどを生じることがある。②圧による障害:鼓膜穿孔・中耳炎をきたすことがある、③糖尿病などの基礎疾患がある場合:冠動脈れん縮やナトリウム利尿ホルモンの分泌増加が報告されている、④高圧酸素を利用するため、引火物質の持ち込みと化学繊維衣服の着用は禁止する。
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