成瀬整骨院ブログ

家庭用殺虫剤中毒について 1/2

2014年6月22日 16:26

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


家庭用殺虫剤中毒について以下参考として引用します。1/2


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

家庭用殺虫剤中毒
Mothballs poisoning
和田貴子 杏林大学保健学部教授・救急救命学科

 防虫剤中毒は乳幼児や高齢者の誤食によるものが多い。家庭用殺虫剤には、ナフタリン、樟脳(カンフル)、パラジクロルベンゼン、ピレスロイドの4種類が私用される。市場の7割を占めるのはパラジクロルベンゼンで、数gの摂取ではほとんど害がない。シート状のピレスロイドは毒が低いが、ナフタリンや樟脳は毒性が強いので、小児によるナフタリンや樟脳をなめる以上の誤食では注意が必要である。ほとんどが脂溶性なので、摂取後しばらくは牛乳や脂肪食品および油性下剤は禁忌である。樟脳はけいれんを誘発するので催吐も禁忌である。特異的な解毒薬や拮抗薬はなく、対症的に治療する。成分により毒性や症状が異なるので防虫剤の種類を確認することが重要である。
ナフタリン
 経口最小致死量は小児2g、成人5-15gで、急性溶血性貧血、腎不全などをきたし死亡する。ナフタリンの毒作用は溶血や腎障害である。摂取後48時間までに悪心・嘔吐、腹痛などの消化管症状が出現し、さらに3-5日後に溶血、メトヘモグロビン血症などの特徴的な症状が出現する。肝・腎障害、頭痛、めまい、顔面紅潮、蒸気の曝露による眼・粘膜刺激症状のほか、大量摂取ではけいれん、昏睡などの中枢神経症状が出現する。一般的治療のほか、溶血に対してはアルカリ化強制利尿、メトヘモグロビン血症に対してはメチレンブルーの静注を行い、重症では交換輸液、血液透析など全身管理を行う。




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