成瀬整骨院ブログ
有機溶剤中毒(ガソリン・灯油)について 1/2
2014年6月24日 17:31
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。有機溶剤中毒(ガソリン・灯油)について以下参考として引用します。1/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
有機溶剤中毒(ガソリン・灯油)
Organic solvent poisoning(gasoline and kerosine)
森脇龍太郎 千葉労働病院・救急・集中治療部部長
炭素や水素などの有機化合物で構成されている溶剤を有機溶剤とよび、アルコール類、トルエン、クレゾール、ガソリン、灯油など日常生活でも頻用されている。本項ではガソリン、灯油の経口摂取中毒について述べる。
病態と診断
病態
ガソリン、灯油とも化学物質として単一ではなく、多種の炭化水素の混合物である。粘稠度が低く、表面張力が小さいために誤嚥しやすいことが大きな問題で、少量(数mL)でもしばしば重篤な化学性肺臓炎や肺水腫などの呼吸障害を起こすことがある。幼児の誤飲が多いが、少量であり、誤嚥を合併しないかぎり予後はよい。一方、成人では自殺目的の大量摂取が多い。ヒトの経口摂取の致死量は、灯油で90-120mL、ガソリンで10-50mLとされてはいるが、結局のところ予後は誤嚥の有無と程度による、誤嚥がない場合は、咽頭痛、嘔吐、下痢、肛門周囲びらんなどの粘膜刺激症状や消化管症状が主体である。灯油、ガソリンとも消化管からあまり吸収されないが、含有する芳香族炭化水素が消化管から吸収されると、中枢神経抑制作用、心室細動などの致死的不整脈を起こすことがある。
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