成瀬整骨院ブログ
有機リン・カーバメイト中毒について 1/3
2014年6月 1日 16:47
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。有機リン・カーバメイト中毒について以下参考として引用します。1/3
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
有機リン・カーバメイト中毒
Organophosphate and carbamate poisoning
相馬一亥 北里大学教授・救命救急医学
有機リン中毒
病態と診断
病態
有機リン化合物は近年、殺虫剤として広く普及しているが、大きく有機リン系とカーバメイト系の2つがある。前者は不可逆的コリンエステラーゼ阻害薬であり、血液-脳関門を通過する。後者は可逆的コリンエステラーゼ阻害薬であり、血液-脳関門を通過しない。中毒としては前者で重篤化することがしばしばであり、積極的治療が必要とさせるが、後者は重篤化することは少ない。有機リン剤は血液-脳関門を通過するので、脳アセチルコリン受容体の大半を占めるムスカリン受容体に作用する。
有機リン剤の曝露により、経口、皮膚、結膜、消化管、呼吸系より速やかに吸収される。曝露後の症状の出現は吸収経路あるいは程度によって異なるが、一般的には12-24時間以内に出現する。ある種の脂溶性の有機リン剤では症状出現に数日を有し、長期間にわたって症状が持続することもある。
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