成瀬整骨院ブログ

解熱鎮痛薬中毒(アセトアミノフェン・アスピリン)について 2/2

2014年6月12日 17:18

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


解熱鎮痛薬中毒(アセトアミノフェン・アスピリン)について以下参考として引用します。2/2


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

解熱鎮痛薬中毒(アセトアミノフェン・アスピリン)
Antipyretics,analgesics poisoning(acetaminophen,aspirin)
難波義和 昭和大学・救命救急センター(藤が丘病院)

アスピリン中毒
病態と診断
 アスピリンは腸管から速やかに吸収されるが、胃内で塊になりやすいため吸収が遷延することがある。症状には、ケンタイ感、発熱、嘔吐、下痢、まめい、意識障害、けいれんなどがある。呼吸中枢の刺激による呼吸性アルカローシスや、乳酸、ピリビン酸、ケトン体の蓄積による代謝性アシドーシスが起こる。重症例では呼吸不全、ショックにより死亡する。急性中毒では150mg/kg以上の摂取で中毒症状が出現し、300mg/kg以上で重篤となる。致死量は成人で20-30gであるといわれる。慢性中毒では少量でも症状が出る。摂取6時間後の血中濃度から予後を予測するDoneノモグラムがあるが、除放剤などでは呼吸が遅れるため有用性は低い。
治療方針
 初期は症状が現れないため、治療が遅れることがある。特異的治療はない。悪心・嘔吐などの症状がみられた場合は、対症療法を行う。
吸収阻害
 胃洗浄、活性炭・下剤の投与は数時間経過しても有効な場合がある。
排泄促進
1.尿のアルカリ化 以下の処方を行う。
処方例
メイロン注(8.4%)1回250mLを緩徐に点滴静注 尿pH7.5-8.0になるように調整する。
2.血液浄化 血液透析、血液吸着法が有効である。重症例で適応となる。

服薬指導・薬剤情報 峯村純子
・アセチルシステインは特異な臭いがあり、そのまま経口服用すると悪心・嘔吐が起こることがあるため、ソフトドリンクなどに混ぜて飲むと服用しやすいことを患者に伝える。なお、嘔吐などで経口困難な場合には、胃管または十二指腸管より投与する。
・アセチルシステインは、活性炭に吸着することがin uitroで確認されているため、すでに活性炭が投与された場合には、1時間以上経過してから投与することが望ましい。
・アスピリンは胎盤を通過し、母乳中にも移行するため、妊婦・授乳婦が大量に服用した場合には注意が必要である。



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