成瀬整骨院ブログ
家庭用殺虫剤中毒について 2/2
2014年6月23日 16:28
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。家庭用殺虫剤中毒について以下参考として引用します。2/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
家庭用殺虫剤中毒
Mothballs poisoning
和田貴子 杏林大学保健学部教授・救急救命学科
樟脳
経口致死量は乳幼児1g、成人2gである。樟脳は中枢神経毒で、摂取後1時間半以内に突然けいれんが出現する。摂取後6-8時間は無症状ならば心配はいらない。中毒症状は頭痛、めまい、錯乱、振戦、けいれん重積、意識障害などの中枢神経症状や呼吸抑制、ショックなどである。血液浄化法は無効である。
パラジクロルベンゼン
成人最小致死量は25gである。中枢神経抑制作用をもち、大量摂取時は約1時間で悪心・嘔吐、下痢などの消化管症状のほか、肝・腎障害やメトヘモグロビン血症、チアノーゼなどをきたす。蒸気に慢性的に曝露することで、ふるえや溶血性貧血が出現する。血液浄化法は無効である。
ピレスロイド
揮発性が高く、パルプ製マットやフィルムシートに含浸させた製品がある。なめたり、少量の摂取では心配ないが、天然のピレスロイド剤ではアレルギー症状の可能性がある。中毒症状は、悪心・嘔吐、下痢や、吸入によるくしゃみ、鼻炎などである。大量摂取例も少なく、毒性も低いので中毒の可能性は低い。
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