成瀬整骨院ブログ
消毒薬中毒(界面活性剤、クレゾール)について 2/2
2014年6月29日 18:30
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。消毒薬中毒(界面活性剤、クレゾール)について以下参考として引用します。2/2
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
消毒薬中毒(界面活性剤、クレゾール)
Disinfectant poisoning(surfactant,cresol)
安田文彦 日本医科大学・高度救命救急センター
クレゾール中毒
病態と診断
クレゾールは蛋白変性による殺菌作用を利用し、消毒薬、防腐剤、殺虫剤として広くしようされている。起動や消化管、さらには皮膚からも速やかに吸収されるため注意が必要である。半減期は2時間であり、肝でグルクロン酸、硫酸抱合をうけ90%が尿中に排泄される。
経口からの服用として、消化器症状として悪心・嘔吐などの症状だけでなく、ショックなどの循環不全、呼吸中枢麻痺による症状、けいれんなどの中枢神経症状、メトヘモグロビン血症、腎機能、肝機能の低下をきたす。致死量は100-200mLといわれている。
治療方針
皮膚などに付着している場合などは大量の流水で洗浄する。経口時などは吸収、代謝、排泄が早いため24時間以内の速やかな対応が必要である。催吐は禁忌である。消化管粘膜、特に食道の評価として内視鏡を考慮するが、送気はなるべく必要最低限に抑える。胃洗浄は服用早期であれば牛乳を利用して行うが、穿孔には十分注意する。活性炭の投与も有効である。しかし血液浄化については吸収、代謝、排泄が速やかなため無効とされる。
処方例
メチレンブルー1%溶液 1-2mg/kg 5分以上かけてゆっくり静注(院内調製)
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