成瀬整骨院ブログ

パラコート・ジクワット中毒について

2014年6月 4日 16:59

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


パラコート・ジクワット中毒について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

パラコート・ジクワット中毒
Paraquat-diquat poisoning
石丸 剛 川崎医科大学講師・救急医学

病態と診断
病態
 パラコートは1962年に除草剤として市販されたが、一方で死亡率の高い中毒を引き起こすことでも知られている。わが国でも事故や自殺により死亡者が増加したため、誤飲防止のために着臭・着色(青)し、中毒症状の軽減の目的で苦味剤・催吐剤を混入し、24%から5%パラコート製剤(7%ジクワットとの合剤)へ変更するなどの対策が施された。しかし、旧製剤では10mLの服用で死亡するという猛毒であり、今なお死亡率は高い。
 パラコートは小腸から吸収され、尿中に速やかに排泄される。腎臓でのクリアランスは良好であるが、ひとたび体内に取り込まれる活性酸素を生成し毒性を発揮する。多臓器に障害をきたすが、特に肺に選択的に取り込まれる。
 大量服毒例(100mL以上)では代謝性アシドーシス、多臓器不全、ショックに陥るとともに、製剤含有の色素により皮膚が青色に染色されることがある。少量服毒の場合は、一両日中に肝腎障害が出現するが、多くは一過性である。7日以上生存した場合でも、肺線維症を合併すると致死的となる。
診断
 毒劇物分析装置を備えた救命センターなどでは血中濃度の測定が可能であるが、一般病院では測定が困難である。アルカリ化した尿にハイドロサルファイトナトリウムを添加する簡易検査がある。青色に変化するればパラコート中毒であると診断できる。
治療方針
 特有の拮抗薬は存在せず試みられるが、いずれも有効な治療とは言い難い。



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