成瀬整骨院ブログ

グリホサート・グルホシネート中毒の病態について

2014年6月 6日 17:06

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


グリホサート・グルホシネート中毒の病態について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

グリホサート・グルホシネート中毒
Glyphosate and glufosinate poisoning
元宿めぐみ 東海大学病院・高度救命救急センター講師

病態と診断
 毒性の高いパラコートに代わる除草剤として、含リンアミノ酸除草剤であるグリホサート・グルホシネート製剤が低毒素であるため、農業用、一般家庭庭園芸用として広く多く市販されている。主成分であるグリホサート・グルホシネートはヒトに対して低毒性であり、中毒症状の要因は、副成分である界面活性剤によるものと考えられている。
病態
1.グリホサート製剤 代表商品としてラウンドアップ〔マックスロード、ハイロード(褐色液体)〕、三共の草枯らし、サンフーロン、クサクリーン液剤などがあり、その成分の割合はグリホサートイソプロピルアミン塩:41%、水・界面活性剤:59%(ラウンドアップマックスロードでは、グリホサートカリウム塩:48%、水・界面活性剤:52%)と製品にかかわらずほぼ同率である。吸収されたグリホサートは、服毒後2-4時間で最高血中濃度値となり、ほとんどが尿中に排出される。中毒症状は、製剤に配合されている界面活性剤によるものである。最近、販売となったラウンドアップマックスロードだけは、比率が若干違い、グリホサートカリウム塩のため、高カリウム血症を認め、来院時致死性不整脈を認めることが報告されている(LD50:5,600mg/kgラット)。
2.グルホシネート製剤 代表商品としてバスタ、ハヤブサ(青緑液体)などふがあり、グルホシネートの吸収は服毒40-50分で血中濃度のピーク値となり、服毒24時間で95%がほぼ未変化体で尿中に排出される。グルホシネートそのものの毒性は、主に中枢神経系の作用である(LD50:1,500mg/kgラット)。
 界面活性剤による中毒症状は、粘膜・消化管への直接刺激作用による消化管症状(悪心・嘔吐)に、血管透過性亢進、末梢血管抵抗の低下などから循環血液量減少をきたし、乏尿・無尿、ショック状態を呈する。



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