成瀬整骨院ブログ

催眠・鎮静薬中毒(ベンゾジアゼピン、ブロモバレリル尿素)の病態と診断について

2014年6月 9日 17:11

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


催眠・鎮静薬中毒(ベンゾジアゼピン、ブロモバレリル尿素)の病態と診断について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

催眠・鎮静薬中毒(ベンゾジアゼピン、ブロモバレリル尿素)
Hypnotics and sedatives poisoning
柳川洋一 防衛医科大学校病院講師・救急部

病態と診断
 ベンゾジアゼピンは、中枢神経へ抑制的に働くGABA受容体の作用を亢進させ、抗不安、催眠作用をもたらす。プロモバレリル尿素は大脳皮質の機能を抑制するとともに、上行性脳幹網様体賦活系を抑制して催眠・鎮静作用を現す。いずれも大量服用すると、意識障害、呼吸抑制、麻酔作用から末梢血管が拡張し、頻脈や低血圧を呈する。
 診断は患者や関係者からの申告、発見された周囲やゴミ箱から多数の空となった薬包が見つかることで判明することが多い。また、比較的若年者で弛緩性の意識障害があり、神経学的巣症状を伴わず、血液検査や中枢神経の画像診断上、原因が判明しない場合は、特に急性薬物中毒を疑う必要がある。
 尿薬物定性試験トライエージはベンゾジアゼピン中毒のスクリーニングとしては有用である。しかし、確定診断には血中乏度を測定する必要がある。ベンゾジアゼピンの拮抗薬でもあるアネキセートを投与し、患者が覚醒すればベンゾジアゼピン中毒の臨床的診断をつけることは可能である。しかし、急性薬物中毒の多くの場合は、多剤大量内服が一般的で三環系抗うつ薬を服用していることも多く、この場合、アニキセートを用いると三環系抗うつ薬の中毒が増強され、けいれん発作や致死性不整脈を生じることもあり、アニキセート投与は勧められない。
 プルモバレリル尿素はX線不透過性のため、腹部X線写真上、胃部分に一致して白色調の淡い陰影を認めた場合、プロモバレリル尿素を服用していた可能性が高い。



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