成瀬整骨院ブログ
急性エタノール中毒の診断について
2014年7月 4日 09:39
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。急性エタノール中毒の診断について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
急性エタノール中毒
Acute ethanol poisoning
岡田保誠 公立昭和病院・救命救急センター長(東京)
診断
急性エタノール中毒の診断は、飲酒歴、アルコール臭、臨床症状などを総合すれば、ふつうは難しくない。血中エタノール濃度測定ができれば診断が確定する。血中濃度測定ができない医療機関では、血中エタノールが浸透圧ギャップの構成要素の大部分であると仮定下、血清浸透圧ギャップから血中濃度推定をし、診断の補助とする。血中エタノール濃度を推定するときの変換係数としては、計算値4.6を使うと過大評価になるため、4.0を使うことが多い。
浸透圧ギャップ=血清浸透圧実測値-血清浸透圧計算値
血清浸透圧計算値=2×[Na]+[血糖]/18+[BUN]/2.8+5(mOsm/L)
血中エタノール濃度=変換係数×浸透圧ギャップ(mg/dL)
なお、意識障害で救急搬送された、呼気にアルコール臭の強い患者を診察するときは、意識障害の原因となる他因子(低血糖、急性薬物中毒など)がないか、頭部外傷などを受傷していないか、偶発性低血圧症、誤嚥性肺炎、マロリーワイス症候群などの合併症がないか、についても注意を払わなければならない。
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