成瀬整骨院ブログ
急性エタノール中毒の治療方針について
2014年7月 5日 09:41
こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。急性エタノール中毒の治療方針について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
急性エタノール中毒
Acute ethanol poisoning
岡田保誠 公立昭和病院・救命救急センター長(東京)
治療方針
ほとんどは軽症例であり、保温と輸液のみでよい。エタノールは浸透圧物質であり利尿作用をもつため、患者は脱水傾向にある。したがって輸液スピードは速めが基本である。経過観察中、誤嚥による窒息や肺炎を合併させないように注意をする。意識が半覚醒してきたときにベッドから転落させたりせぬような配慮も必要である。
重症例(血中エタノール濃度400mg/dLを超える例)で血圧低下がみられる場合には、昇圧剤の投与を開始し、血液浄化法(血液透析、持続的血液ろ過透析)の施行を考慮する。アルコール依存症の患者においては衝心脚気の可能性を考慮しビタミンB1の投与も併行する。
処方例 下記の薬剤を必要に応じて適宜用いる
1)ラクテック注、またはヴィーンF注 500mL 点滴静注 300mL/時で開始。時間尿量が十分なら減量。低体温の場合には加温輸液が望ましい。低血糖である場合には、ラクテックD注、またはヴィーンD注 500mLを輸液する。
2)カタボンHi注(0.3%)、またはカタボンLow注(0.1%)3μg/kg/分 点滴静注 必要に応じ増量
3)アリナミンF注 1回100mg ゆっくり静注
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