成瀬整骨院ブログ
ヒ素中毒について
2014年7月11日 10:41
こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。ヒ素中毒について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
ヒ素中毒
Arsenic poisoning
宮崎信一郎 大阪医科大学・麻酔科学教室
病態と診断
病態
急性ヒ素中毒は、事故、事件および自殺企図によるヒ素の経口摂取によるものが多い。魚介類などに含まれている有機ヒ素が中毒症状を引き起こすことはまれであり、中毒を引き起こすのは無機のヒ素である。無機ヒ素は木材の防腐剤、シロアリ駆除剤、殺虫剤、除草剤などに使用されている。無機ヒ素化合物には3価と5価があり、3価ヒ素は5価ヒ素に比較して60倍の強い毒性を有している。3価ヒ素の中でも亜ヒ酸ナトリウムは水溶性であり、消化管からの吸収が早く中毒症状の発現が早い。3価ヒ素の致死量は約2mg/kgである。ヒ素はアミノ酸のスルフヒドリル基(SH基)と結合し、酵素を不活させ細胞代謝を阻害する。ヒ素を経口摂取すると、悪心・嘔吐が出現し、遅れてとぎ汁様や血性の下痢がみられることもある。血圧低下は高頻度に認め、重症例ではショック状態に陥り死に至る。そのほか頭痛、めまい、けいれん、心室性不整脈がみられる。また、ヒ素摂取から1-3週間後に、異常感覚を主とする末梢神経障害が出現する。
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