成瀬整骨院ブログ
一酸化炭素中毒の治療方針について
2014年7月14日 14:57
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。一酸化炭素中毒の治療方針について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
一酸化炭素中毒
Carbon monoxide poisoning
平川明彦 関西医科大学講師・高度救命救急センター(滝井病院
治療方針
リザーバー付きマスクで100%酸素10L/分以上の投与をすぐに開始することが重要である。高度の意識障害例では気管挿管を施行し、100%酸素投与で人工呼吸管理を行う。
高気圧酸素療法(HBO)
至適回数、至適圧力、有効性は明確でないが、COの早期排出には優れている。当施設では、①頭痛など神経症状の出現、②CO-Hb値10%以上、のどちらかの状態で、全身状態が安定していればHBOの適応としている。その場合は24時間以内に3回(絶対2気圧1時間/回)、それ以後1回/日を約7日間行い、臨床症状の改善が認めなければ持続して施行する。また、間欠型CO中毒例の治療にも同様に1日1回(絶対2気圧1時間/回)を施行し、期間は神経症状にて決定する。なお、施行中に耳痛を訴えた場合は、鼓膜切開を考慮する。ただし、HBOの施行可能な施設は限られているため、基本治療は酸素療法であることを忘れてはいけない。
全身管理
呼吸・循環管理を含めた全身管理が必要である。また、代謝性アシドーシスの補正は、酸素解離曲線を左方移動させ、酸素利用を低下させるため禁忌である。
コンサルテーション・リエゾン
自殺企図例であれば、精神科医による治療も必要とする。
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