成瀬整骨院ブログ
天然ガス・プロパンガス中毒の病態と診断について
2014年7月16日 15:18
こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。天然ガス・プロパンガス中毒の病態と診断について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
天然ガス・プロパンガス中毒
LNG and LPG poisoning
太田祥一 東京医科大学教授・救急医学
病態と診断
現場の状況から曝露されていた事実を確認する。どこで(換気状況を含めて)、どのようなガスを、どの程度の時間吸入したか、またどのような症状があるかを確認する。いずれも病態は酸素欠乏、麻酔作用が中心であるが、プロパンガスではCO中毒の可能性もあるのでCO-Hbをチェックする。
天然ガス中毒
主にメタンガス中毒の症状として、頻脈、呼吸亢進(呼吸量増加)、注意力低下、共同運動失調、頭痛、眠気などがある。
プロパンガス中毒
麻酔作用、副交感神経刺激作用により、中枢神経症状(めまい、ふらつき、意識障害、けいれん)、運動失調、縮瞳、呼吸麻痺、血圧低下、徐脈、心刺激性、不整脈、ST-T変化、嘔吐、唾液分泌亢進、液体接触による凍傷などがある。
治療方針
天然ガス中毒
高濃度酸素投与、必要に応じて気管挿管、呼吸管理などの対症療法が主である。
プロパンガス中毒
高濃度酸素投与、必要に応じて気管挿管、呼吸管理、および循環管理などの対症療法が主であるが、カテコールアミンは致死的不整脈を誘発するので禁忌とされている。
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