成瀬整骨院ブログ

シンナー中毒について

2014年7月19日 16:00

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


シンナー中毒について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

シンナー中毒
Thinner poisoning
阿部正幸 福岡赤十字病院・神経精神科副院長

病態と診断
 シンナーは混合有機溶剤の総称で、用途により成分は異なる。主成分はトルエンで、キシレン、酢酸エチル、メタノールなどを含む製品もある。揮発性、脂溶性が高いので吸収されやすく、皮膚からでも吸収される。
 中毒症状としては強い粘膜刺激症状をきたし、中枢神経系にも移行しやすく種々の程度の意識障害を起こす。高濃度吸入では、声門浮腫や肺水腫、喉頭けいれん、呼吸抑制、中枢神経抑制、けいれん、心室細動、致死性不整脈などが死因となる。蓄積性もあり、精神障害、神経障害、肝障害、造血機能障害などの慢性中毒も起こす。
 診断は、病歴聴取や特異的な臭気などの状況証拠を重視する。尿中代謝産物の検出も参考になる。
治療方針
 ここでは吸入中毒について述べる。
基本的治療
特異的な治療法はない。除染と吸収防止をはかり、呼吸、循環管理を対症的に行う。
初期治療
 吸入中毒では、新鮮な空気の場所に移し酸素投与する。気道確保し、静脈路を確保する。無症状でも心電図モニター下で約6時間程度の経過観察が望ましい。
呼吸循環管理
 呼吸抑制があれば人工呼吸を行う。ステロイドや好中球エラスターゼ阻害薬の有効性は確率していない。カテコールアミンは感受性が増大するので不整脈の発生に十分注意し使用する。
検査
 遠位尿細管障害を起こす可能性があり、電解質、腎機能の評価は必須である。低カリウム血症、低リン血症、代謝性アシドーシスに注意し補正する。横紋筋融解症を合併することもある。胸部X線所見では肺水腫の有無に留意する。
その他
 スプレーガンによる皮膚への注入事故では、刺入口は小さいが内部の破壊は大きいため専門家へコンサルトする。血液浄化法は主成分であるトルエン、キシレンには無効、メタノールによる中毒症状には有効である。意識障害合併例では鑑別診断、合併外傷の有無にも注意する。



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