成瀬整骨院ブログ

硫化水素中毒の治療方針について

2014年7月22日 16:18

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


硫化水素中毒の治療方針について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

硫化水素中毒
Hydrogen sulfide poisoning
黒川 顕 日本医科大学武蔵小杉病院・院長

治療方針
 1)速やかに新鮮な空気の場所に移し、高濃度の酸素投与、補助呼吸をする。
 2)原因療法として、人工的にメトヘモグロビンを作り、このFe3+と硫化水素を結合させスルフメトヘモグロビンにして硫化水素を不活化するとともに、チトクロム酸化酵素を復活させる。
処方例 下記のいずれかを用いる。
1)亜硝酸アルミ吸入(0.25mL/アンプル)1アンプルを砕いてガーゼに染み込ませて吸引させ、2-3分ごとに新しいアンプルに替え繰り返し投与
2)3%亜硝酸ナトリウム注 1回10mL 静注(自家製剤)
 メトヘモグロビン自体も酸素運搬量を低下させるので、メトヘモグロビン値が25-30%を維持するように、30分ごとに半量を繰り返す。メトヘモグロビン値をこれ以上にすると低酸素状態が悪化する。本療法を疑問視する声もあるが、重症例には試みるべきであろう。シアン中毒の治療に似るが、チオ硫酸ナトリウムは用いない。
 3)対症療法
 a)化学肺炎に対して:吸入後、数時間して肺水腫などをきたすことがあるので、酸素飽和度などをモニタして観察することが必要である。
 b)けいれんに対しては以下を用いる。
処方例
ジアゼパム注 1回5-10mg 静注



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