成瀬整骨院ブログ
フグ中毒の治療方針について
2014年7月26日 17:01
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。フグ中毒の治療方針について以下参考として引用します。
今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院より引用
フグ中毒
Puffer fish(tetrodotoxin)poisoning
林 卓郎 神戸市立医療センター中央市民病院・救命救急センター副院長(兵庫)
治療方針
解毒薬はなく、基本的に対症療法である。軽度であっても、6時間程度の経過観察は必要と考える。重症度Ⅱ以上であれば、モニタリングを行い、症状悪化時の準備(気道・呼吸管理など)をしておくことが重要である。意識は、最後まで保たれていることが多く配慮が必要である。
胃洗浄
摂食後比較的早期(摂食後2時間程度まで)に来院した場合は、胃洗浄および活性炭投与も有効とされている。複数名で摂食することが多く、症状出現も時間差があることは重要である。このため、フグ中毒症例に遭遇した場合、ともに摂食した人の数などを問診にて必ず把握することが重要である。
重症例に対する治療
特に重症度Ⅲ度以上では血圧低下や呼吸不全により、人工呼吸管理などの集中治療が必要になるため、必要に応じて高次医療機関への搬送を判断する。
その他
フグ中毒は、食品衛生法58条で、診療した医師による保健所への届け出義務がある。このため、フグ中毒を疑った際には速やかに届け出る。
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